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臨江寺(りんこうじ)は、徳島県徳島市南佐古一番町の眉山麓に位置する寺院である。宗派は臨済宗妙心寺派。本尊は観世音菩薩。三号は桃渓山。 == 歴史 == 「阿波志」や寺伝によれば、江戸時代初期の慶長10年、明堂和尚が、牛蒡庵と号する一庵を建設したのに始まり、当初は曹洞宗であった。寛永2年、蜂須賀正勝の妻・側室白雲院を当寺に葬り、白雲寺と改称。その後、臨江寺に再び改称した。 正保元年、正勝と白雲院の娘・豊前中津城主黒田長政の正室であった宝珠院が、亡くなる一年前に菩提寺とするため、2代目徳島藩主・蜂須賀忠英から寺領として新たに20石が与えられた。 正保3年、小松島の豊林寺(廃寺)により香南和尚が入寺し現宗派の寺となる。 香南に次いで入寺した南山和尚の両人は本山の京都・妙心寺に昇住している。 明治初年、神仏分離で境内を半分に縮小し今日に至るが、墓地には宝珠院始め白雲院、徳島藩の儒官・増田立軒、俳人の藤井機因、本草家の乾純水などの墓石がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「臨江寺 (徳島市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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